BLOG福岡由美のYumioのネタ帳

【コラム】東京社長と名古屋社長、その違いとは?

Pocket

どうも、Yumio@東京です。

東京事務所を開設して、今年の夏で丸7年になる。

当初、東京に事務所を開設したのは
「いちいち資料やパソコンを運ぶのが面倒だから」
という理由で、物置き的な意味合いが強かったんだけど、
いつの頃からか東京のほうが仕事のウェイトを占めるようになり、
今は完全に東京ベースの生活に変わってしまった。
(若ダンナの理解のおかげであります。ありがとう)

そんな生活の中で、ふと気づいたことがある。

それは“東京の男性社長”と
“名古屋の男性社長”の決定的な違いだ。

※久々に長文コラムであります(笑)
お時間のある方はお付き合いください。

============================================

これは、あくまでも
“ワタクシがこれまで出会った社長”の中のお話なので、
すべての人がそうとは言えないんだけど、
概ねの傾向として存在しているのが

 

●東京の男性社長は『情報と提案』を求める
●名古屋の男性社長は『褒め言葉』を求める

 

ということだった。

たしか、何年か前に一度
当ブログの中でも吐露したことがあるが、
東京で不動産業を営む某男性社長と
プライベートで食事をしたときのこと、
まだ当時、名古屋と東京を行ったりきたりしていたワタクシは
(東京の不動産事情にも未熟だったので)
完全に聞き役に徹して、社長の言葉ひとつひとつに、
「すごいですね!」「さすがですね!」と相槌を打っていた。
本当にすごい人だな、と心底感心したからだ。

しかし、その社長はそれがお気に召さなかった。

「福岡さん、つまんないよ。
僕はべつに褒めてもらいたくて
あなたのことを食事に誘ったワケじゃない」

つまり、「僕が提供する情報に対し、
あなたは他にどんな新しい情報を持っているのか?
どんな新しいアイデアを持っているのか?
女性としての視点で提案が欲しいんだ」
というようなことをおっしゃったのだ。

ワタクシは衝撃で何も言えなかった。

だって、これまで名古屋で経験していた
男性社長との食事会のときは、
“褒め言葉”を巧みに使って
こちらが聞き役に徹していれば、
誰もが上機嫌になるものとばかり思っていたから。

もちろん、仕事の会議の場であれば、
あらかじめ意見やアイデアを用意していくのは当たり前だが、
「プライベートの食事会にもそれを求められるのか・・・」
という点が当時のワタクシにはショックで
食事から帰ったあと激しく凹んだ。

その後、東京での男性社長陣との会合の際には、
単純な“褒め言葉”は避け、
先方の話題に耳を傾けながらも、
そこに自分の発言をどう組み込んでいくか?
ということを心がけるようになり、
ここ数年は何となくそれが身についていたような気がしていた。

============================================

しかし先日のこと。

久々に名古屋に戻って
某社長との食事会に参加したときに、ある“事件”が起きた。

その社長とは初対面だったが
本業以外に「地域の街づくりを行っている」という方で、
ワタクシ自身の取材活動とも重なっていたことから
いろいろな話題で盛り上がった。

ただ、だんだんお酒が進んでくるにつれ、
社長が「街づくりの方向性」に悩んでいる様子だったので、
少しでもお役に立てればと思い、
「○○ではこんな成功事例がありましたよ」
「試しにこんなことをやってみるのはどうですか?」
と、いくつかの『情報提供』と『アイデア提案』を行ったところ、

 

「うるせぇ、ババア」

 

と突然怒鳴られたのだ。

 

 

 

 

 

まぁ、百歩譲ってワタクシのほうが少し年上だったので、
「ババア」は仕方ないとしよう。

でも、「うるせぇ」は信じられない発言だった。

一瞬キレそうになったところで、
いや、待てよ・・・と。

これが『東京の社長』と
『名古屋の社長』の違いなのではないか?

おそらく『名古屋の社長』というのは、
女性からの(高飛車風に感じる)助言や提案には慣れておらず、
むしろこの場合は、「すごいですね」
「大変なところ、頑張っていらっしゃいますね」
と“優しい褒め言葉”をかけてあげるほうが
正解だったのではないだろうか?

そう思ったら、なんだか社長に大変申し訳なく思えてきて、
とりあえずその場は「ババァ」を冗談風に収め、
あとは聞き役にまわることにしたのだった。
※おそらくご本人は酔いがかなりまわっていたので
ババァ発言も記憶してないと思われるんだけどね(笑)

============================================

くどいようだが、これはあくまでも
“ワタクシがこれまで出会った男性社長”の傾向的なお話なので、
『名古屋の社長』の中でも
議論好きな方はいらっしゃると思うし、
『東京の社長』であっても
褒め言葉好きな方は多いとは思うんだけどさ。

オトナ女子の皆さん、
もし今後“社長とのお食事会”の機会があったら、
なんとなく、この両者の傾向を意識してみると、
「つまんない」とか「ババァ」とか
言われなくても済むかもしれませんわよ(笑)

・・・くっそ、
思い出したらなんかムカついてきたぜ(笑)

福岡由美住宅ジャーナリスト・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ラジオ構成作家
大手生命保険会社OLからラジオレポーターに転身、
自身のマンション購入をきっかけに住宅ライターとしての活動をスタート。
現在は、東京・名古屋を拠点に住宅専門家・住宅ジャーナリストとして取材・執筆を行う。
旧『なごやのねたや』ブログ改め、『Yumioのネタ帳』では仕事のこと、恋愛のこと、
結婚のこと、加齢への抗いや日々の不平・不満・愚痴・蘊蓄など、いろいろ綴っていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

CONTACT仕事のご依頼・お問い合わせ

業務に関するご依頼・ご相談などメールフォームまたは、Eメールより
お気軽にお問い合わせくださいませ。

担当:福岡