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【コラム】出たっ!トイレの一反木綿!

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★この投稿は2017年6月に中日新聞『オピ・リーナ』に掲載した記事を再掲したものです★

どうも、Yumio@東京です。

先日のこと。

高校時代の同級生の
グループラインで盛り上がったのが
『トイレの一反木綿』に関する話題。

「今年の春、うちに入ってきた新人ちゃんがさ~、
トイレットペーパーの使い方が酷くて、
彼女が使った後の個室に入ると、
いつもトイレットペーパーの先が床についちゃうぐらい
長く垂らした状態になってるのよ~。

あれって、親のしつけの問題なのかな?
誰か他の人が注意しないと、絶対気づかないよね?」
という友人からのラインが論議の発端だった。

それ、
わかる!わかる!

公共トイレの個室に入ると、
前の人が使ったトイレットペーパーが
『一反木綿』状態になってたり、
もっと酷い場合は
“どうやってちぎったらこうなる???”
と不思議に思うぐらい
『廃墟の暖簾』みたいにズタズタになってることがある。

ワタクシ個人的には
キレイな三角折りになってるのも苦手なんだけど、
(三角折り部分の雑菌ってハンパないらしいし)
『一反木綿』や『廃墟の暖簾』の場合は
“この人、美的感覚的に大丈夫なのか?”と思ってしまう。

・・・と、
グループラインが盛り上がりを見せていたちょうどそのとき、
たまたま入った都内某所のトイレで、『一反木綿』発見!


▲出た~っ!
ちゃんとフタを押さえて切ったら
こんなことにはならないはずなのに、
ど~してこ~なるんだ?
このぶら下がった部分はなんとなく後の人も使いにくく、
結局、そこだけ切って流すことになるので
資源のムダにもつながっちゃうのになぁ・・・


▲しかも!外へ出てみたら、6つの個室中、
4つのトイレットペーパーが『一反木綿』だった(笑)
※トイレ内にどなたもいらっしゃらないことを確認して撮影。

ここまで『一反木綿』率が高いと、
むしろこれがマジョリティなのかと思えてくるわ・・・

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ちなみにワタクシの場合、
上手にペーパーカットができなかったときは、いつも
ロール側面の芯の部分をくるっと奥へまわして
ペーパーの裾がカバーに隠れるように整えてます。


▲こんな感じ。
これなら、三角折りみたいに、
ペーパーの表面をガッツリ触ることなく、
キレイに見えるから良いかな、と。
(ただし、これがマナーとして正しいのかどうかは不明)

トイレの個室の中って、
完全に独立したプライベート空間だから
自ら意識しない限り”他の人との行動比較”ができず、
何が一般的で、何が非常識なのかがわからない。

『紙の拭き方』にしろ、
『紙の切り方』にしろ、
『シャワートイレの使い方』にしろ、
きっとみんなが”独自のやり方”を持ってるから、
たとえひとつ屋根の下で暮らす家族であっても、
実はそれぞれ違ってるんだろうな~。
※自分では気づかないうちに
マナー違反をしてるかも・・・ってのがちと怖いですな。

レディのみなさま、
トイレを出るときは淑女のたしなみとして
『一反木綿』チェック、ぜひお忘れなきよう(笑)

福岡由美住宅ジャーナリスト・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ラジオ構成作家
大手生命保険会社OLからラジオレポーターに転身、
自身のマンション購入をきっかけに住宅ライターとしての活動をスタート。
現在は、東京・名古屋を拠点に住宅専門家・住宅ジャーナリストとして取材・執筆を行う。
旧『なごやのねたや』ブログ改め、『Yumioのネタ帳』では仕事のこと、恋愛のこと、
結婚のこと、加齢への抗いや日々の不平・不満・愚痴・蘊蓄など、いろいろ綴っていきます。

4 comments

  1. くるくる回して戻すときに、画像みたいに側面をべったり触るんですよね?

    三角折りも衛生的ではないと思いますが、くるくる回すのも全側面触っていてより嫌な感じを受けます。

    一反もめん派の人は、トイレットペーパーのホルダーのふたをさわるのが嫌なのかもしれません。

    マナーってむずかしいです。

  2. ■くるくるもねん様
    コメントありがとうございました!
    ちなみに、くるくるするときは芯の部分を触るようにすると、
    べったり触れずにすむと思います。
    (ごめんなさい、わかりにくいアングルで撮影してしまって・・・)
    >一反もめん派の人は、トイレットペーパーのホルダーのふたをさわるのが嫌なのかもしれません。
    なるほど!
    確かにそういう方もいらっしゃるんでしょうね。
    電車のつり革に触れない方もいらっしゃるので、
    公共トイレのペーパーホルダーのフタとなるとなおさら・・・なのかも。
    う~む。これはますます難しいですね(笑)

  3. はじめまして、興味深く読ませて頂きました。人それぞれ考え方があると改めて思いました。
    私は「トイレットペーパーの裾(先端)はある程度垂らして、次に使う人が引っ張りやすいようにしておく」方が良い、次に使うのが体の不自由な人や片手をけがしている人かもしれない、などと思っていたのですが(但し床につくほどには垂らさず、ミシン目で綺麗に切るのが良い)、
    ブログ主様の方法は綺麗に見え、一理あるかとも思います。
    ただ「ペーパーの裾がカバーに隠れるように整えて」あると、裾はロールにくっついた状態になることが多く(紙どうしってくっつきますよね)、次に使う人は裾を探してロールからはがす必要があります。
    特に画像1枚目のようなタイプのホルダーやペーパーは、ロールが回わりにくく先端も探しづらく、ロールをガラガラ回しても裾がなかなか見つからずペーパーが使えない!と難儀することもあるのです…

  4. ■Jさま
    コメントありがとうございました!
    なるほど!確かに!
    引っ張りにくいトイレットペーパーってありますよね。
    →特にペラペラの薄手のヤツですとか、
     高速のSAのトイレなどで見かける
     頑丈なシルバーのホルダーに入っているヤツですとか(笑)

    写真の一反木綿状態は美観的にどうか?と思うのですが(笑)
    ミシン目で切って少しだけ出しておく・・・
    というのはとてもやさしい心遣いかもしれませんね!!

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