【コラム】伊勢神宮で『御垣内参拝』初体験!~三重県伊勢市~
どうも、YUMIO@名古屋です。
先日のこと、
相棒のAYANOMIYAから
“一足早い誕生日祝い”ということで
伊勢神宮参拝日帰りツアーをプレゼントしてもらった。
以前から『おかげ年』に
お伊勢さんへお参りすると縁起が良いらしい・・・
という噂を聞いていたので、なんとも嬉しいサプライズ企画だ。
しかも、今回はただの『お参り』ではない。
みなさんは『御垣内参拝(みかきうちさんぱい)』
という言葉をご存知だろうか?
※ちなみに、ワタクシは今回初めて知りました。
『御垣内参拝』というのは、
次回20年後の式年遷宮に向けて建設費用を寄付する目的で
『奉賛金』を伊勢神宮に奉納すると、
(1000円以上の金額)
一般の参拝場所よりもさらに奥にある玉垣の中へ進み、
神官の案内のもとお参りができるというもの。
神様が鎮座する神聖なる場所へ
一歩近づいて足を踏み入れることになるので、
皇室や政治家の方々は正装が基本。
一般の特別参拝者も、
男性は黒スーツにネクタイ、
女性は黒スーツにヒールの低いパンプスで
訪れるのが望ましいとされている。
そのマナーに反した場合は参拝できないこともあり、
実際、我々のうしろで順番を待っていた男性は
ノーネクタイだったために神官から入場を断られていた。
ちなみに、ワタクシは、
黒の膝丈ワンピースに黒のジャケット、
黒のペタンコパンプスに黒のストッキング・・・
まるで喪服のような格好だったんだけど、
色は黒、柄は無地、が基本とされているので、
これぐらいの装いがちょうど良かったみたい。
(ストッキングは肌色でもOK、網タイツはNG、白ブラウスはOK)
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古来からの参拝マナーに従って、
まずは『外宮』から。
▲お守りなどが売られている社務所の一番奥の窓口で、
「奉賛金をお納めしたいのですが・・・」と伝えると、
上のような特別参宮章と、
金額に合わせた記念品が手渡される。
ちなみに、このとき「御垣内参拝がしたいのですが・・・」
と伝えるのはNGなんだって。
あくまでも”式年遷宮の奉賛金を寄付する”ことが目的で、
『御垣内参拝』は、奉賛金に対する神社側からの謝礼として
特別に許可されるものなんだそう。
▲この日、ワタクシが納めた『奉賛金』は一万円也。
翌年末まで有効の『特別参宮章』と、
伊勢神宮の写真集、ステキな和の香りが漂う扇を
記念品としていただきました!
▲こちらが『外宮』。鳥居をくぐって左手に進むと、
『御垣内参拝』をするための受付場所がある。
白い装束に身を包んだ神官の方に案内されると
キリリと身も心も引き締まる感じ・・・
玉垣の中には、一面に『お白石』と呼ばれる
こぶし大ぐらいの大きさの丸い川原の石が敷き詰められている。
神官の後について、この石を一歩一歩踏みしめながら
しずしずと歩いていくのだけれど、
それが意外とバランスが取り難く、歩きにくい。
その時点で、足元に精神が集中したせいもあってか、
本殿正面での参拝の時には『心が無の状態』に・・・
“神々しさに包まれる”とはまさにこの瞬間のこと?
神聖な結界の中に自分がひとり立ち、
『邪心や欲望が消えていく』という
不思議な感覚を覚えたのであります。
▲つづいて『内宮』へ。
宇治橋を渡り、五十鈴川の御手洗場で手を清めて参拝。
こちらも『外宮』と同じように、
神官の方に案内をしてもらって『御垣内参拝』が完了!
※『特別参宮章』で外宮・内宮どちらも参拝が可能です。
ふぅ、
心が洗われました!
なんだか本当に清々しい気分。
あやのさん、ステキなサプライズ、
本当にありがとね~!!!!!
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伊勢神宮の御神酒
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▲伊勢神宮の境内で、参拝者に御神酒としてふるまわれている
『白鷹(はくたか)』。『おかげ横丁』でも立ち飲み可能です。
一緒に出されるこのお塩が本当に美味しい!
何でも、海女さんたちが伊勢湾の海水を干して
お塩にしたものなんだって。。。
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本日のランチ
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▲”あまりにこの店の牛肉が美味しいため
「豚なんか捨てちまえ!」と豚肉を投げ捨てた”
という店名由来を持つ、明治42年創業の『豚捨(ぶたすて)』。
ここの牛丼(1000円)が濃厚ダレで激美味!!!!!
(豚丼を捨てたいとまでは言わないけど・笑)
あ~、また食べたいなぁ。