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【コラム】貴理子さんの離婚報道で考えた。人生には「子どもが欲しくなるタイミング」が必ず2回訪れる?!

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どうも、Yumio@東京です。

ワタクシ、最近特に目覚ましをかけなくても
自然に朝4:30には目が覚めるので
たまたま昨日リアルタイムでTVを観てたんですけどね。

『はやく起きた朝は・・・』での
磯野貴理子さん(55)の突然の離婚発表に、
ビックリしたし、残念な気持ちになったし、
でもめちゃめちゃ共感できる自分もどこかにいて
昨日一日ちょっと凹んだ気分になっていた。

すでに皆さんも報道でご存知かと思いますが、
貴理子さんが24歳年下の元ご主人から突きつけられた離婚理由は

「自分の子どもが欲しいから」だった。

ネットニュースのコメントでは、
「そんな理由で離婚を切り出すなんてひどい!」
「年の差婚の時点でわかりきってたことじゃん!」
「最初から子どもが産める若い子を選べば良かったのに!」
など、元ご主人に対する批判的意見が大半を占めていたものの、

ワタクシ個人的には「自分の子どもが欲しい」と吐露した
元ご主人に対しての貴理子さんの反応、
「そうだよね。そう思うのって、自然なことだよね」
という言葉に実は激しく同感してしまった。
(そりゃ、悲しいけどさ・・・)

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以前もちらっと当ブログに書いたことがあるけど、
ワタクシ自身は44歳のとき、前の夫から
「子どもが欲しくなった(子どもができた)」
と言われて、結婚15年目で電撃離婚を決断した。

さらに、離婚後のダメージを支えてくれた
現在の夫である”ウチの若ダンナ”は14歳年下なので
今回の貴理子さんの報道はまったく他人事ではない。

ただ、「子どもが欲しい」という想いは
誰にも止めることができない本能的感情だから
これについては他人が非難するものではないと思ってる。
(せめて順番は考えようね、とは思うがな・笑)

50歳の節目を迎えるいま、
自分や友人たちの人生を振り返ってみると、
「子どもが欲しい」と強く思うタイミングというのは
人生のなかでどうやら”2回”訪れるようだ。

一度目は、今回の貴理子さんの元ご主人のように
30代にさしかかったとき。

初めて甥っ子や姪っ子ができたり、
仲の良い友達に赤ちゃんが生まれたりして
「うわ~、子どもって可愛いな~」と実感する瞬間だ。

実際にワタクシ自身も、30代前半でその時期があったけど、
体質的な問題で残念ながら子宝には恵まれず、
医師から「本当に妊娠したいなら
本格的に不妊治療を受けたほうがいいですよ」と言われ、
夫婦で話し合った結果「じゃぁ、諦めよう」という結論に達した。

前の夫は同い年だったので、そのとき32歳ぐらい。

“本音を言うと子どもが欲しいタイミング”だったに違いないが、
「莫大な費用と精神的な負担を負ってまで無理をしなくてもいい」
とお互いに納得できたはずだった。

その後「子どもを諦めること」を決めてからは、
夫婦2人の生活に対して何ら疑問も不満も持つことなく
ずっと平和に過ごしてきたけど、45歳の節目が近づいてきた頃、
「やっぱり子どもが欲しい!」という感情が復活した。

これが2度目のタイミングだ。

本当に不思議なのだが、40代半ばにさしかかると
(ワタクシだけではなく)
それまで仕事一辺倒だった周りのバリキャリの女友達が
一斉に”妊カツ”をはじめたし、

前の夫も、「もし自分に子どもがいたとしたら、
今の生活はどんな風だったのかな・・・」なんて、
やんわり「子どもが欲しい」と言い出した。

おそらく、人生の中で45歳の節目というのは、女性にとっては
「身体能力的に子どもを授かるタイムリミット」であり、
男性にとっては「子どもが成人するまで面倒を見ることが
できるかどうか?の経済的なタイムリミット」なのだろう。

ちなみに、ワタクシの場合、
前の夫から「実は子どもができた」と打ち明けられたとき、
かなりショックだったし、怒りも沸いたけど、
正直言うと、どこか心の奥底で
「そっか。父親になれたんだ・・・良かったね」
とホッとした自分がいたのも事実だ。

だから、貴理子さんの
「そうだよね。そう思うのって、自然なことだよね」
という言葉にもすんなり共感してしまった。

「子どもを産むことができない自分」について、
ずっとどこかで夫に対して申し訳なく思いながら、
夫婦2人の生活を送っていたのかな・・・

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・・・ってなことをぼんやり考えていると、
名古屋にいるウチの若ダンナから電話の着信が。

「ひょっとして、あの離婚報道のことで
由美がいろいろ考えてるんじゃないかなと思って」
と、心配そうな声で話す若ダンナ。

ありがとう。
ありがとう。

いつもワタクシが東京に滞在してるときは、
毎日電話でお互いの安否確認?をしあっているのだが、
昨日はいつもよりちょっと長話をして、
今回の報道のこと、子どもが欲しくなるタイミングのこと、
家族のことなどを真面目に語り合った。

これについては結婚前にもじっくり話をしたけど
再確認の意味でとても良い時間だったと思う。

ただし、何事にも”永遠を保証できるもの”はない。

誰だって、どんな夫婦だって、
10年、20年と経てば価値観や思考が変わっていくかもしれない。

現状に依存するのではなく、
1人でも、夫婦でも、子どもが居ても、居なくても、
結婚しても、離婚しても、男性でも、女性でも、
今後いつ訪れるかわからない人生の変化に対して
常に冷静かつ柔軟に対応できる『強さ』を持ち続けることが、
残る人生を謳歌するための秘訣ではないかと
つくづく痛感した今回の報道だった。

そして『強さ』には何より、心身の健康が欠かせないので、
貴理子さんにはくれぐれも健康第一で、
次の人生のステップを楽しんで頂きたいと思った次第であります。

・・・・・・密かに応援しております。

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ふぅ。
久々にブログで長文書いちゃったぜ(笑)
さてと、仕事に戻ろっと。

福岡由美住宅ジャーナリスト・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ラジオ構成作家
大手生命保険会社OLからラジオレポーターに転身、
自身のマンション購入をきっかけに住宅ライターとしての活動をスタート。
現在は、東京・名古屋を拠点に住宅専門家・住宅ジャーナリストとして取材・執筆を行う。
旧『なごやのねたや』ブログ改め、『Yumioのネタ帳』では仕事のこと、恋愛のこと、
結婚のこと、加齢への抗いや日々の不平・不満・愚痴・蘊蓄など、いろいろ綴っていきます。

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