【コラム】精霊界のひとたち
どうも、Yumio@東京です。
以前もブログに書いたことがあるけど、
ワタクシ、よく街なかで「精霊界のひと」に出会います。
★久々のブログ更新が
何も役に立たない暇ネタですんません(笑)★
過去53年の人生で、一番最初に出会った
精霊界のひとの記憶は、小学校低学年のとき。
冬の寒い日に、弟と遊んでいたら
「オロナインを塗ってあげる」
と知らないお兄さんが近づいてきて、
顔にたっぷりオロナインを塗ってくれた。
たまたま通りかかったうちの父から
「何しとるんだ?!」と声をかけられ、
お兄さんがペコペコと頭を下げていた姿を今も覚えてる。
大人になってからも遭遇率が高く、
電車の中でスマホをいじっていたら突然目の前に立ち、
「がんばれ~!がんばれ~!がんばれ~!」
と大声で励ましてくれたおばさん。
パン屋さんでレジに並んでいたら
「ねぇ、昨日Hしたでしょ?うなじを見るとわかるの」
と声をかけてきたおじさん(しとらんわ!!!)。
信号待ちで交差点に立っていたら、
「なによ、気取っちゃって。ばっかみたい!」
と背後から突然耳元で囁いてきたお姉さん。
ちなみに、このお姉さんは
振り返っても姿無く忽然と消えていたので
本物の「精霊」だったのかもしれない。
・・・と、例を挙げればキリがなく、
定期的に変わった人たちに出会うので、いつの頃からか
「きっとあの人たちは精霊界から
人間界へ降りてきた精霊で、
人のことをからかって楽しんでいるに違いない」
と考えるようになった。
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そして、つい先日も2023年に入って最初の
「精霊界のひと」に遭遇。
高田馬場から都バスに乗り、
後部の座席に座っていたら
通路の反対側からものすごい熱視線が・・・
「なんだ?」
と思い、視線を感じた先を見てみると、
白髪のおじいさんが
じ~~っとこちらを見ているではないか。
「すみません。
お願いがあるんですが・・・
肩を叩いてもらえませんか?」
「へっ?」
一瞬意味が理解できず、
おじいさんと見つめ合っていると
「右肩が痛くて・・・
強く叩いてもらえると楽になるんです・・・」
とおじいさん。
よく見ると、
まわりには若い男性たちもいるのに
なぜかまっすぐワタクシの目を見て
「肩を叩いて」とおっしゃる。
仕方ないので、自分の座席に座ったまま
通路の先に手を伸ばし、
けっこう強めにドンドンと右肩を叩いてみることに。
「こんな感じで大丈夫ですか?」
「ああ、ありがとう。とても楽になりました」
まわりの男性たちは、笑いをこらえながら
コトの成り行きを見守っている様子だったが、
ちょうど叩き終わったところで目的地の停留所に到着。
「どうぞお大事に・・・」
とおじいさんに声をかけ、そのままバスを降りたのだった。
一体なんなんだっ?!
これが『日本昔ばなし』なら、あのおじいさんは
羽を傷めて飛べなくなった鶴の仮の姿で
「あの時のお礼に・・・」
と、何らか恩返しにでも来てくれそうなモノだけど。
今のところ何も起こっておりません(笑)
またまた出会ってしまった「精霊界のひと」。
今年は何人出会えるかしらん?
福岡由美住宅ジャーナリスト・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ラジオ構成作家
大手生命保険会社OLからラジオレポーターに転身、
自身のマンション購入をきっかけに住宅ライターとしての活動をスタート。
現在は、東京・名古屋を拠点に住宅専門家・住宅ジャーナリストとして取材・執筆を行う。
旧『なごやのねたや』ブログ改め、『Yumioのネタ帳』では仕事のこと、恋愛のこと、
結婚のこと、加齢への抗いや日々の不平・不満・愚痴・蘊蓄など、いろいろ綴っていきます。