【コラム】プレシニア女子の悲哀
どうも、Yumio@東京です。
ワタクシ現在54歳。
とうに妙齢を通り越し、
プレシニアに突入しておりますが、
(プレシニアとは50歳~64歳までを指すらしい)
たま~に街なかで奇特な殿方から
声をかけていただくことがありまして・・・
今回は先日のエピソードをひとつ。
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6月某日のこと。
原宿の『ハラカド』でオンナ友達との会食を終え、
カロリー消費のために徒歩で帰ろうと
西麻布方面へ向かっていたところ、
表参道交差点の横断歩道を渡り切ったところで
隣を歩いていた男性から声をかけられた。
「こんばんは」
見るとオダギリジョーをポテっとさせた感じの
ワイルドな無精ヒゲの若者だ。
→あ、オダギリジョーがポテっとしてる時点で
もはやオダギリジョーではないのだが、
サラリーマンとは違うワイルド系ってことね(笑)
年は30代半ばぐらい。
あまりにもさわやかに声をかけられたので
こちらも「こんばんは」と返す。
「お食事の帰りですか?
どこでお食事されたんですか?」
不快な感じのしない丁寧な語り口を受けて
「ハラカド行ってきました」と素直に回答。
その後他愛もない会話が30秒ぐらい続いただろうか?
「あの・・・きっとご主人もお子さんも
いらっしゃると思うんですが、
もしよかったら僕とお友達になってもらえませんか?」
とポテオ(ポテっとしたオダギリジョーの略)。
“お友達”という言葉に一瞬キュンとしたものの、
「いえいえ、とんでもないです」とやんわりお断り。
それでもポテオは引き下がることなく、
「あと5分だけおしゃべりしませんか?」
と後をついてくる。
すると、向かいにコンビニエンスストアが。
「あ、あそこのコンビニに
行きましょうよ!」
若い殿方から声をかけられ、
ちょっとだけいい気分になっていたプレシニア女子は、
ここで衝撃を受けてしまった・・・
こ、コンビニっ?
星の数ほどこ洒落たバーが集まる表参道で、
ナンパの行き先がコンビニ??
これがジェネレーションギャップというやつか!!!
①バブルの絶頂期を体験した50代、
コンビニでおしゃべりとはなんだか哀しい。
②コンビニみたいな明るいところに
厚化粧の50代が行けるわけもなく哀しい。
上記①②の悲哀が交互に頭の中をかけめぐり、
一気に酔いが冷めてしまったのでありました。
※ポテオさんには丁重に辞退を表明。
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さてさて、
後日この一件を同世代のオンナ友達に報告すると、
「コンビニは無いわ~!」と彼女も啞然。
「でもさ、ひょっとしてひょっとしたら、
コンビニでプリペイドカードを
大量購入させる魂胆があったんじゃない?」
・・・あ。
・・・確かにな。
・・・狙いはそこか(笑)
いずれにしても、「コンビニ行きましょう」は
衝撃のパワーワードだった。
奇特な殿方の皆さま、
万一プレシニア女子に声をかける機会があったなら、
できればコンビニは避けていただき、
せめて照明暗めのスタバあたりで
お願いしたいところであります。
それがプリペイドカード目的だったとしても(笑)
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本日のお店
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福岡由美住宅ジャーナリスト・住宅ローンアドバイザー・FP技能士・ラジオ構成作家
大手生命保険会社OLからラジオレポーターに転身、
自身のマンション購入をきっかけに住宅ライターとしての活動をスタート。
現在は、東京・名古屋を拠点に住宅専門家・住宅ジャーナリストとして取材・執筆を行う。
旧『なごやのねたや』ブログ改め、『Yumioのネタ帳』では仕事のこと、恋愛のこと、
結婚のこと、加齢への抗いや日々の不平・不満・愚痴・蘊蓄など、いろいろ綴っていきます。