【コラム】無題。
どうも、YUMIOです。
ずっとテレビにくぎ付けになっていて
寝不足という方も多いのでは?
「これは本当に日本の光景なのか・・・」
幸いにも大きな被害が出なかったこのエリアに居ると、
映画のシーンを見ているような
非現実的な感覚に陥っていたんだけど、
つい一昨日歩いていた横浜駅前の路面が
無惨にも陥没している映像を見て
ようやく、現実に起ったことなんだと
じわじわと怖さがわいてきた感じだ。
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昨日のあの時刻、
ワタクシは愛車を住宅街の路肩に停めて
取材時間調整の待機をしていた。
突然、ゆらゆらとめまいのような感覚がして
それがあまりにも長くつづくので
「あれ?強風を受けて車があおられてるのかな?」
なんて、思わず窓を開けてみたのだが、
強い風が吹いている様子はない。
そのまま取材へ出かけ、
小一時間してから愛車へ戻りラジオをつけると、
東北地方一帯で大きな地震が起こったことを知った。
これは余談なのだが、
慌ててうちの事務所へ戻ったら、
棚から物が落ちたりはしていなかったものの、
壁面の収納扉が全開になっていた。
改めて、自分の居場所のウィークポイントを認識した次第だ。
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自分や、自分の家族や、スタッフのみんなが、
昨日の同じ時刻に被災をしていたとしたら・・・
帰宅困難者になっていたとしたら・・・
自分はどうやって皆を守ったり
助け出すことができたんだろう。
被災地から約700キロも離れたここ名古屋で
そんな『もしも・・・』のことを考えているのは
あまりに後ろめたい気はするのだが、
改めて、自分や周囲の『危機管理』について考えさせられる。
ちなみに、某知人が勤務する東京の某制作会社では、
地震が起った直後に
チームのトップが、
「今夜は絶対に帰宅困難になるから、
もう仕事は辞めて家に帰るぞ!
いまからみんなを車で送る!」
と、スタッフ全員をロケバスに乗せて
各自の家まで無事送り届けたという。
このトップの英断には
見習うべきものがあると思った。
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こうしている今も、
東北地方の被害状況はますます悪化している。
被災地域の皆様へ
心からお見舞いを申し上げるとともに、
多発地震の沈静化を祈るばかりであります。